かえるのうち

農業用地ではない

読書感想文を書いたぞ

仕事で書類を作らねばならぬのが嫌すぎて読書感想文を書くことにしました。

この夏は久々に本をよく読みました。身体を壊して外出できなかったからだ。
それと、どうやらストレスが溜まると物語を摂取したくなるらしい。
その状態を超えて更なる負荷を受けると糖分の過剰摂取が始まり結果たいそうデブったわけですが、それはともかくとして読書感想文だ。

アキヨシ カズタカ 『かたるし ~ののかの国東不思議探訪~』

女子高生が田舎で原付で民俗で不思議ほっこり漫画。
みずみずしさの塊だった。心が洗われてしまった。夏の間に読めてよかった。
他の季節の話も見たいです。

長代ルージュ 『イヴとイヴ』

イヴとイヴ (百合姫コミックス)

イヴとイヴ (百合姫コミックス)

百合漫画。脳みそ百合がツイッタで話題になったが他の作品もよかった。
とにかく何がどうあろうと最終的にはハッピーエンドに昇ってゆく様がすごい。
関係性ってやつがおいらにも少しだけわかってきたぞ。

奥瀬サキ 『低俗霊狩り 【完全版】』全5巻

奥瀬サキが好きなのである。
学生時代にジェッツコミックス版を途中まで買ってたはずなんだが、どうしたっけな。やり残しを回収しにいった感じだ。ある意味大人買いだ。
私にとってはあの頃の空気を思い出すトリガーでもある。懐かしくは思わないが、なんかすでによく思い出せないあの頃が確かに存在したんだなってのを確認できる感じがする。
しかしその後の魔魅さんに会えるとは思わなんだ。生きててよかった。

宇佐美まこと 『骨を弔う』

骨を弔う

骨を弔う

中年男女が幼き日々に残したもやっと感をわざわざ掘り起こしに行く話。
過去の出来事については中盤くらいで予測が付いたんだけど、そんなことよりこの話どこにどうオチるのってのが最後まで持続して、久々に一冊一気に読んでしまった。そのうえ綺麗にオチて余韻も素晴らしい。
先に思いを馳せられる物語が大好きです。大変楽しかった。

根深 誠 『イエティ ヒマラヤ最後の謎〝雪男〟の真実』

イエティ ヒマラヤ最後の謎?雪男?の真実

イエティ ヒマラヤ最後の謎?雪男?の真実

山岳紀行文。外出できない無聊を慰めようと読み始めたのだが、逆にお外出たい欲が高まってしまい途中で封印した。
最初の辺りしか読んでませんが大変好きな感じでした。おいらも山さ行きたい。
もうちょっといろいろ余裕ができたらゆっくり読みたい。

坂口安吾桜の森の満開の下』 『夜長姫と耳男』

桜の森の満開の下

桜の森の満開の下

夜長姫と耳男

夜長姫と耳男

女の子にこれ超ロマンチックだから読んでみてってオススメして気持ち悪がられたい。

思えば学生時代のわたくしめ、夏休みの宿題はおおむね一週間遅れで提出するとんでもないグズだった。先生方には大変な御苦労をお掛けしたと思います。ごめんね。
だが仕事は一週間遅れというわけにはいかない。
いやだなー。

それにしても今はキンドルがあるからいくら本買っても部屋が狭くならないからいいね。ありがたいことだ。

志太平野の戦と山城のこと

8日の土曜日のことなんだけど、焼津市歴史民俗資料館の公開講座志太平野の戦と山城」を聴きに行ってきたよー。講師は焼津市史編集員をつとめられた河合修先生、小川城の調査などにも関わられた方だ。

今回の講座の内容は、駿河国における室町時代から戦国時代にかけての山城について。1時間半くらいだったか、濃いお話でとても楽しかった。

そのなかでも特に興味深く思ったのが、駿府界隈は武田が侵攻してくるまでは比較的平穏だったので山城が発達しなかったって話。

室町時代以降の駿河国の歴史の流れを大雑把にいえば、今川による支配の確立からやがて衰退へ、松平の離反と武田の侵攻、そして徳川と武田の勢力争いへってな感じである。

で、今川が元気だったころの戦って、だいたい遠くのほうで戦ってる。たとえば川根本町の徳山城とか静岡市の安倍奥のほうとか、あるいは幕府の命を受けて関東へ出向くとか。この時代、志太平野では目立った戦がなかった。例外は藤枝市葉梨地区を舞台とする今川家のお家騒動、花倉の乱くらいか。

城とは戦争のための施設なのであって、戦が少なかった志太平野では本格的な山城が築かれなかった。堀切は飛び越えられるほどに浅く、曲輪がない城もあり、それらは少なくともそこに籠ってむっちゃ頑張って戦おうって感じはない。これら微弱な堀切や土塁は城の範囲を示すものであって、敵を防ぐことはそもそも意識されてなかったかもしれない。ってなお話だった。

うちの近所の城址ってどれも痕跡がはっきりしなくて、ミカン畑とか造成したときにならされちゃったのかしらーと思ってたのだが、この説が正しいならそもそも最初から地味だったかもしれないのだな。とすると、その地味な痕跡が現在に残ってるって逆にすごい。気候が良くなったらまた見てこよーっと思いました。

そういえば歴史民俗資料館では秋から城址に関連する展示やるって言ってた。そっちも楽しみねー

花沢城址

関連リンク:焼津市/焼津市歴史民俗資料館

非常板収集サイトを作った

非常板(ひじょういた)とは、先日うpした「非常板って知ってる?」にも書きましたとおり、金属板をただ吊るしただけのものをぶっ叩いて警報音を奏でるという装置で、ようは簡易式の半鐘です。聞くところによると静岡県中部にしか存在しないらしい。まじかよ。

実はこの私め、前々から非常板のことがなんか激しく気になっていて、さりげなく写真を撮り溜めたりしていたのだが、地域限定品っていわれるとますます気になってしまうよね。

というわけで、非常板をひたすら収集するだけのサイトを作った。

非常板

今のところ写真並べてあるだけだが、今後も情報が充実する予定はないが、なんか機会があったら調査とかしてみたいです。いつ誰が作ったのかとか設置した時の経緯とか知りたいしな。どこに問い合わせればいいのか見当もつかないけどな。うちの町内にはないしなー困ったな……。

まぁともかく、今は情報を放流して周知をはかってみるのがいいのではないかなと思った。そうしたらいつか誰かが興味を持って調べてくれるかもしれないし!他力本願!

というかんじです。非常板をよろしくおねがいします。

神社は意外と引っ越してるし住んでる神様も変わってる

地域によってだいぶ差があるだろうなーと思うので静岡県中部限定の話として聞いてほしいんだけど、神社って昔から今の場所にあったとはかぎらないし、名前が変えられてたりもするし、祀っている神様すらも昔とは違うってこともわりとありがちなんだよ。

焼津神社の正月2006

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小石川の桜並木の花の下

焼津駅の南側を小石川って川が流れているんだけど、そこの桜並木の話をするよ。

小石川の水門と桜並木

小石川は現在は大井川用水の一部となっており、藤枝市末広の柳久保頭首工で栃山川から分かれ、東海道本線におおむね沿って東進し、焼津駅南で焼津港へと注ぎ込む。長年、田畑に用水を運んできた本河川は、現在では市街地に降った雨水の受け入れ先としても重要な役割を担っている。

まぁそんなことはどうでもよくて、すでにシーズン過ぎてしまった桜の話だ。

焼津市内では、小石川沿いにずっと桜並木が続いている。特に焼津西小学校前の500mほどの区間は並木の下に遊歩道が敷かれていて、花の時期になると散策に訪れる人で賑わう。地元ではちょっと知られた桜の名所だ。

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