かえるのうちに

志太の地をよろよろと彷徨するカエルがかえるうち

建穂寺のお地蔵さまに会ってきた

8月21日に静岡市葵区建穂(たきょう)の建穂寺(たきょうじ)【地図】でお地蔵さんのお祭があるということで、行ってきました。

建穂寺のお地蔵さんは現在、クラウドファンディングで修復費を募集中で、私もわずかばかりの支援をさせていただきました。で、どうせなら修復前のお姿も拝んでおきたいなーと思っていたところ、ちょうどよくお祭があったというわけです。

お地蔵さんは像高約34cmというから小さいのかなと思っていたのですが、実際見てみたら意外に大きかった。それと、写真で見るよりもきれいでした。たしかに経年劣化であちこち傷んではいるものの、大切に守られてきたんだなということがうかがえます。ただ、それだけに、破損部分がより一層痛々しく見えてしまいます。

修復には1年ほどかかるということですが、来年のお祭くらいにはお堂に帰ってこられるのでしょうか。修復したらどんな風になるのか楽しみです。

2016年8月28日追記:

CAMPFIREの活動報告にお祭りの様子がUPされてました。

地蔵さまのお祭り② - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

プロジェクトも無事成功して本当によかった。じゃっかんドキドキしながら見守っていましたが、結果としては目標を上回る支援が集まったとのこと、まことにめでたいです。

お地蔵さんの修復には1年程度かかり、来年のお祭にはお戻りになられる予定とのこと。これからも末永くおまつりできるよう、しっかり直してもらってください。本当に一年後が楽しみ!

以下、建穂寺の写真など。

建穂寺の仁王さん

建穂寺、旧観音堂参道の丁石

建穂寺は歴史の古い大寺院でしたが、明治時代初めに火災をきっかけに廃寺となってしまいました。しかし仏像だけは地元の方々によって助け出され、新たに建てられた観音堂に納められました。そうして大切に守られてきたものを、今、私たちが拝むことができるというわけです。

元の寺があった場所は、今の建穂神社付近です。しかし、寺の跡らしきものはほとんど残っていないそうです。寺の記録なども失われてしまい、そのために建穂寺は幻の寺といわれることもあるのだとか。

失われた大寺院といい、仏像を守るために立ち上がった地元の方々といい、なんとも胸が熱くなるものがあります。いずれ元のお寺跡も訪問してみたいものです。

なお、お地蔵さんを含め、堂内の写真はありません。絶対に現地で見たほうがいいです。下の写真に見えるお堂の中に、立派な仏像がぎっしりと立ち並んでいるのです。細かいことはわからなくても、もうそれだけですごい眺めです。

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以下のページによれば、お祭ではない日でも地元の方に連絡すれば拝観させていただけるということです。連絡先などは下記ページを参照のこと。

大御所四百年祭記念 - 家康公を学ぶ > 史跡巡り > 建穂寺

なお、お祭だった本日は地元の方がおおぜいいらっしゃいまして、建穂寺の歴史などいろいろなお話を聞くことができました。わかりやすく、なおかつ面白くお話していただけて、とても楽しかったです。こういうところからも地元の方が誇りを持って建穂寺を守ってこられたのだということが伺えました。そういうものを少しでも支援できることはとてもうれしいことです。こういう機会がもっと増えるといいですねー。